2016年6月25日土曜日

TOEICの結果が返ってきた

先月受けたTOEIC IPテストの結果が返ってきた。Listening 325点、Reading 260点で合計585点。
一年前と半年前の結果を見てみると、Listening 240 -> 250 -> 325、Reading 190 -> 255 -> 260となっていて、順調に伸びてはいるもののどちらか一方のみというよくわからん成績。

しかし、項目別に見ると、割とまんべんなく力がついてきているのがわかる。

Listening;
短い会話の中で明確に述べられている情報を元に要点、目的、基本的な文脈を推測できる:68% -> 62% ->59%(落ちとるやないか)
長めの会話の中で明確に述べられている情報を元に要点、目的、基本的な文脈を推測できる:60% -> 59% -> 64%
短い会話などにおいて詳細が理解できる:61% -> 68% -> 83%
長めの会話において詳細が理解できる:38% -> 44% -> 71%

Reading;
文章の中の情報を元に推測できる:53% -> 47% -> 41%(落ちとるやないか)
文章の中の具体的な情報を見つけて理解できる:59% -> 47% -> 43%(落ちとるやないか)
文章、文書間で散りばめられた情報を関連付けることができる:50% -> 50% -> 55%
語彙が理解できる:43% -> 62% ->69%
文法が理解できる:28% -> 67% -> 76%

Listeningで目覚ましいのは、長めの会話の聴解力。でもこれは多分、聞き取る力が向上したというよりも、聞く前に問題にざっと目を通すことができたのが何問かあったのが大きいと思う。いわばテクニックの問題で、本当の力は劇的に向上したわけではないはず。むしろ、問題文と選択肢を読むのが早くなったのではなかろうか。

Readingでは文法の伸びが大きい。文法はちゃんと勉強していないので、「一番しっくりくる」「これだと違和感がある」みたいな選択をしたのが多いのだが、それが結構当たっているのだろう。偶然で取れるスコアアップではないと思う。

今年の英語力向上目標、11月にTOEIC600点は問題なく手が届きそう。むしろ8月のエネ管、9月の電験が終わったら文法をまじめに勉強して、もっと上を目指すべきか。
これまでの勉強では、基本的にオンライン英会話でDMEを1日1コマ25分。土曜日だけは2コマ。ただし日曜日は休み。この他、会社の人に薦められた金フレで基本の単語400を覚えただけ。金フレはまだ全部チェックしてないけど、確かに本番でかなり登場する単語ばかりで驚いた。



ちなみに以前のエントリに書いていた、昨年5月で470点というのは大間違いで、430点しか取れてなかったんだな。

2016年6月23日木曜日

019 / 432 数学の教科書が言ったこと、言わなかったこと

10点満点で、4点。

「わかる人にはわからない、数学のわからなさがわかる!」と書いてあるが、わからなかった。
数学の教科書が語っていないことについて、

I. 数学という学問の本質に関わる理由で、これができないため。
II. 現場の先生に任せる、または、生徒に考える時間を与えるため。
III. 教科書らしく気取っていて、サービス精神に欠けているため。

という3つの視点で解説している本ということになっているが・・・まずこの区分がよくわからん。正確に言うと、それがわかったところで「だから何?」としか感じられなかった。そこから話が広がってない。

それより何より、簡単なことをわざと難しく語っているだけの感が強く、一体何がわからないのかがわからなかった。俺自身高校数学は赤点ギリギリの成績だったが(だから今苦労している)、さすがに本書で語っているところでは躓いてない。というよりも、本書を読んでも、なぜそんな疑問を持つのか、なぜそれが理解できないのか、それがわからない項目ばかりだった。この本が想定してる読者のレベルってどの程度なんだろう。

ちなみに本書で取り上げているのは、符号、文字式、方程式、座標とグラフ、複素数、微積分。いずれの項目も、深く掘り下げてあってしっかりした理解に繋がるとか、そういう要素は感じられなかった。数学が苦手な人が読んでも得るものはないんじゃないか。


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2016年6月16日木曜日

018 / 431 「戦争」の心理学

10点満点で、7点。

戦争における「人殺し」の心理学の著者が書いた続編。読んでいて既読感のある箇所が多々あったのだが、記載がかぶっているのか、書評を書いていないだけで読んだことがあったのか。多分後者だろうけど。

タイトルには「戦争」と入っているが、「他者に殺意を持っている人間と、生死をかけた戦いをする」ケースを戦争と広く捉えている感じ。例として登場する人物の多くは法執行官(警察官などだろう)となっている。銃撃戦であったり、あるいは銃を持った殺人者と対峙しているケースが多いのはさすがアメリカといったところか。

いざというときに発砲するための心理的準備、そして殺傷後の心的ケアに多くのページを割いている。
たとえ相手が無差別殺人犯で、今まさに新たな犠牲者を出そうとしているところでも、発砲できる人はそう多くないのは前著記載のとおり。必要なときに必要な行動(発砲など)ができるには準備が必要で、それができていないと大きなトラウマを抱えることになることを、豊富な例とともに紹介している。そして、その結果について周囲のサポートがいかに重要なのかも。ベトナム戦争ではそれが不足していて、多くのPTSD患者を産んでしまったことは前著に書いてあったか。

そういえば、本書にはPTSDの診断基準が(ラフではあるが)書いてある。その一部を紹介すると、下記のうち3つに該当する必要がある。

トラウマに関連する刺激を執拗に避ける、あるいは全般的に反応性が鈍麻する。すなわち、以下にあげるような兆候を3つ以上示す。

1. トラウマに関わる思考、感情、会話を避けようとする。
2. トラウマを思い出させる行動、場所、人を避けようとする。
3. トラウマの重要な一面を思い出すことができない。
4. 重要な活動への興味が大きく減退する、あるいはほとんど参加しようとしなくなる。
5. 他者への無関心または疎外感。
6. 情動が乏しくなる(愛情を抱けないなど)。

これを見ただけで、イラク三馬鹿はPTSDなんかじゃないって雄弁にわかるね。
人質戦隊サンバカーンの皆様は、その後も積極的に講演したり、本を書いたり、反日活動に勤しんでおられるからね。


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017 / 430 「みんなの学校」が教えてくれたこと

10点満点で、7点。

あらゆる児童を受け入れて、9年間不登校ゼロの奇跡の学校、大阪市立大空小学校初代校長の話。いや恥ずかしながら、こんな学校があるなんて全く知らなかった。
知的あるいは情緒的障害を持つ子、あるいは明確な記載はなかったが恐らく肉体的障害を持つ子もいるのだろう。そういう子どもたちが、普通の子と一緒に授業を受け、共に考えともに学ぶ学校。特別支援学校の完成形なのかと思っていたら、普通の小学校(地域の子供が学ぶ、学区制の小学校)なのだから驚いた。

学校のルールはたったひとつ、「自分がされて嫌なことは人にしない、言わない」だけ。このルールが守れなかった子は、「やり直しの部屋」と呼ばれる校長室に行くことになる。といっても説教されるわけではなく、何をしたのか、何故してしまったのかを自分の口で語り、自分で何が悪かったのか反省すれば終わりのようだ。

授業中に飛び出してしまう子、走りだす子も当然いる。大声で叫ぶ子もいる。さぞかし学業に影響が出るだろうと思うのだがさにあらず。学力は全国平均よりも上らしい。そういう環境でも集中して勉強できる力が付いているからなのだろう。

しかしこれは教職員の負担はかなりのものだろう。地域住民の支援、「みんなで作る学校」という意識が、学校だけでなく地域に根付いているからこそできるのだろう。

こういう学校がもっと増えて欲しい。しかしこれだと、中学校に行ってから戸惑う子、困る子もいるだろうから、そこのケアは必要かな。
我が子もいわゆる問題児。「本人を変えるのは大変。でも周囲が変われば本人が変わる」という声は耳が痛い。


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2016年6月6日月曜日

エネルギー管理士(電気分野) その2

とりあえず過去問10年分の「エネルギー総合管理及び法規」は終了。まだ怪しいところはもちろんあるけれど、それでももう合格点は取れるレベルに近づいてると思う。まあ、この科目同じパターンの出題が多いしねえ。

ここからが本番、と「電気の基礎」に挑んでみたところ早くも涙目。しょっぱなからラプラス変換とか出てきて、これがダメだから二種一次の理論科目取れないんじゃないか・・・と苦い記憶が蘇ってきた。ここを飛ばして、とも考えてみたけれど、数年分チェックしたら微積分とラプラス変換はできなければ、確実に数問取りこぼすのがわかった。なので仕方ない、数学からやり直し。

本当はガッツリ基礎を固めるべきだろうが、さすがに残り2ヶ月でそれを振り返る時間はない。なのでとりあえず上っ面を復習して、あとは過去問で身につけていこう。



定番の数学書。式の展開に端折っているところがかなりあり、しっかり考えて自分なりに解いていかないと読み進めることができない本だが、最低限必要なことは押さえてあると評判の本。去年一度学習したが、かなり忘れているのでもう一度取り組む。三角関数と複素数は簡単に通りすぎて(必要な要素は過去問で復習する)、微積分とラプラス変換はしっかり復習する。でもこれも、いいとこ2週間以内だなあ。

とりあえず2科目確実にすることが目標。1科目はもうめどが付いたから、あと1科目を2ヶ月ならなんとかなるんじゃないか(白目)

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今年のことをまじめに考えてみた 3

一週間ほどやってみて、早くも挫折。
いやその、完全に挫折したわけではないのだが、見通しが甘いということは思い知らされた。そんなに早く帰れない。

帰宅は22時近くになるし、エネ管の勉強は基礎となる数学力が追いついてないというか、去年せっかく勉強したのがごっそり抜け落ちているのが発覚。無理な計画を立てて、できないできないと焦るのが一番良くないので、現実的なところに目標とやることを軌道修正。

・英語の勉強は変更なし。朝はなんとかなる。
・減量も変更なし。仕事が忙しくなると早起き&運動はだんだんキツくなるけど、まだ継続できる。
・勉強と読書は、帰宅時間を見て現実的な時間を割く程度に。睡眠優先。
・なので、エネ管は科目合格狙いに切り替える。電験も、一次試験は理論だけ取るつもりで。電力、機械は3年前に一度合格できた経験あるし。
・読書はもう、気楽に読もう。フォローアップ講座はなんとか時間を作って行く。

下方修正はしたけど、やる気無くしたわけじゃないぞ、と自己弁護。