10点満点で、7点。
いざというときのために加入する自動車保険で、いかに被害者が泣かされているか、その理不尽さを告発している。豊富な実例と、何より保険会社を実名であげていることにより、その実態がよくわかる。
自慢ではないが、俺自身被害者側に2回、加害者側に1回立ったことがあり、自動車保険の対応がどういうものかはある程度わかる。この本であげられている、「裁判にまで持ち込むやつはまずいないから、放っておけ」という対応をされたこともある。だから、基本的に保険会社というものは信用していない。
反対に、加害者側に立ってしまったときは、保険会社の対応がどんなものだか知っているから、被害者に自分で連絡して、保険会社には出来るだけのことをしてくれるように自分から頼んだりもした。まぁ嫌な顧客だろうな。
悲しいかな、この本に書いてあることが、決して珍しいケースではない、と言うことを自分自身既に知っているから、さほどの衝撃は受けなかった。しかし、一般への啓発という点で、価値ある本だろう。
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