2011年4月9日土曜日

015 / 381 9割受かる勉強法

10点満点で、7点。

本書の主張は、割とシンプルにまとめることができる。

・基本はとても大切。基本に一番時間をかけて、完璧にすべし。
・わからなくなったらわかるところまで、基本まで戻る勇気を持て。
・復習は大切。記憶に定着するタイミングで復習する。
・自分のレベルを誤解するな。多くの人は、自分のレベルを過大評価している。
・実は、基本さえしっかりしていれば、少しの努力で上を目指すことができる。

基本的に大学受験向けに書かれているので、現代文の攻略など、あまり縁が無いことにもページが割かれている。俺は大学受験をしたことがないのでわからないが、現代文なんて読書習慣があれば、簡単そうな気がするのだが。単行本、新聞、雑誌、専門誌等まんべんなく読書量を持っている必要はあると思うけど。

合格者の体験談とか、「2000冊の参考書から厳選した云々」、あまり意味が無い図解など、大して重要ではない割にページを割いているところ(ページ数を稼ぐためか?)を飛ばして読めば、30分くらいで読める。こういう本は実践が伴わなければ意味が無いので、短時間でエッセンスを吸収して、すぐに行動に移せるという意味ではいい本だろう。

理工系に使えるかどうかは疑問(体験談も文系ばかり)だが。本書で考え方を身につければ応用できるのかな。
数学、物理をなめてる気がするが、どうなのだろう。


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