2011年2月18日金曜日

004 / 370 C言語撃退講座

10点満点で、5点。

K&Rを置いてまで手にとってはいけない本。
C言語を256倍使う本」を意識したのか、かなり痛い文体で書いてある。かといって内容は、「ふざけた文体で高度な内容」の256倍と違い、些末なことだったりやや怪しげなことだったり。

本書でもポインタについてわざわざページを割いてあるが、そもそもポインタを難しい難しいと言い過ぎるのもどうかと思う。ポインタの難しさは、演算子の優先順位とその効果にあり、覚えてしまう以外にないことだと思う。
(i = *p++; とか、構造体のポインタ演算とか)
ポインタのアドレス演算は言語側で結構しっかりやってくれるので、プログラマが誤解していなければうまく動く。理解が怪しければ数行のテストプログラムを書いてみればわかる話で、うろ覚えだって安全に使える。

ポインタが本当に難しいのは使いこなし方で、配列で済んでしまったりするところがCの懐の深さというか、融通の利きやすさというか、いい加減さというか。「どっちでも書ける」から使わずに過ごし、苦手意識を払拭しきれないだけの人が多いんじゃなかろうか。実は俺もそうだ。

その点256倍はそのあたりにも触れてて、ポインタの深いところまで気付かせてくれる。
(教えてくれるわけではない)

文体が痛いから、評価も辛辣になってしまった。でも、内容もその程度だと思う。
もっと他に、手に取るべき本はあるよ。


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