10点満点で、6点。
ブルーバックスに多数の著書がある、都筑卓司先生の本。物理の様々なテーマについて、わかりやすく面白く書いた本が多いので好きなのだが、本書は難解だった。扱っているテーマそのものが難解なのでやむを得ないか。
時間とは一体何かということを本質的に考察すると、どうしても現実の物理現象から離れて、数学的な話題になる。それも観念的な話題が多く、その上日常の常識からはかけ離れた話題が多くなるので、読んでいて何が書かれているのかわからないことが多い。
大学で物理専攻した人向けの本なのかな。
好き好んで難しく書いているわけではないだろうが、俺には理解できなかった。
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