2012年7月1日日曜日

電験三種攻略その4 理論-3

理論の残り。具体的な勉強方法はひと通り書いてしまったので、別の視点から。

まず、勉強にかけた期間は1ヶ月半くらいだったと思う。6月半ばの施工管理の試験を終えてからの勉強開始。前述のとおり、施工管理の勉強は電験とかなりかぶるので、その意味だと本質的な勉強期間はもっと長い。施工管理の勉強を3ヶ月くらいやっているから、理論的な部分だけ考えると、実質2ヶ月半~3ヶ月くらいなのかもしれない。

勉強時間は1日30分~1時間半程度。気分の乗り方、仕事の忙しさでまちまち。新しいことを勉強するときは、わからないことが多くて苦痛なので、短時間で切り上げることが多かった。2回目、3回目となってだんだん理解が進んでくると、同じ短時間でも進み方はぜんぜん違う。

本質的には、わからないことに時間をかけるほうがいいのだろうが、俺のスタイルは違う。わからないことを勉強するのは集中力が必要で、俺には集中力があまりない。
集中力向上セミナーに行きたいけど、家庭の事情で行けない・・・)
なので、集中力が続かなくなったら、すっぱり勉強をやめた。その分復習の回数を増やすことで、少しずつでも身に着けていくことを重視。

多分どんな勉強でも、1回で終えようとするのではなく、復習を繰り返すことが一番効率的なんじゃないかと思う。特に電験三種は選択式の回答で、部分点というものは存在しないので、「ほとんどわかるけど正答まで辿りつけない」のは0点。むしろ、「できない範囲も多いけど、このジャンルなら確実に解ける」という部分を増やすほうが重要。

復習ともう一つ意識したのが、とにかく毎日必ず勉強すること。たとえ5分、10分でもいい。俺にとっては継続することが一番難しいので、テキストをざっと眺めるだけでも、あるいは問題集の解説を読むだけでも、とにかく「勉強した」ことにした。飲み会でも、あるいは体調が悪くても、とにかく勉強していない日を作らないようにした。続いているうちは続けられるけど、1日でも勉強を休むと、休んでしまった実績ができてしまい、ハードルが下がる。

このスタイルで、1年目で理論、電力、法規の3科目が取れたので、基本能力の高い人なら今からでも4科目合格だってできると思う。1日2時間とか3時間とかを継続して勉強できる人なら心配ない。俺のように集中力が続かなくて、数学力が怪しくたって、3科目はいけたのだから。

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