10点満点で、6点。
うーん、、、よくわかるのかな。
イラストが多く数式はほとんどなく、一つのセンテンスは2~3ページにまとまっている。わかりやすく書こうとしているのは理解できるが、本当にわかりやすいのかとなると、疑問。用語の注釈もそこかしこにあるが、かえって読みにくくなっている気がして仕方ない。
扱っている範囲は、ほぼ電気全般。
電気とは何か、発電、送電、モーター、電熱、電池、照明、電波、半導体、センサー等。電験の範囲をひと通り+アルファ、といったところ。これだけの範囲の情報を、数式も使わずたかだか240ページに詰め込んでいるのだから、内容が浅くなるのは仕方ない。それなのに、浅くならないようにやや深いところまで切り込んでいるので、到底読みやすい本とは言えなくなってしまっている。
電気の技術について、上っ面を軽く流す程度の本、と割りきって書かれていればまた違うのだろう。しかし、軽く流すというには内容が深い。どういう人を対象にして書かれたのか、よくわからない。
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