10点満点で、8点。
タイトルには「戦争の常識」とあるが、「軍事の常識」といったほうが適切だと思う。入門書に最適な、わかりやすい記述。
国防の常識;
・地政学的知識は必須。
・9.11のあと、アフガニスタン攻撃では団結した諸国が、イラク攻撃では態度がわかれたのは地政学的理由。
・石油の価格を決めているのは、サウジアラビアの王族が贅沢をするために必要な額。極めて非民主的だが、イスラム革命を防止するためにアメリカが支持している。
・安全保障に、戦時と平時の区別はない。
軍隊の常識;
・軍事目標はどういう過程で決定するのか。
・正規軍とテロリストの違い。
・軍法会議とは。
兵隊の常識;
・中国では、軍の最高指揮者が明確ではない。
・軍に階級がある理由。
・軍は徴兵制を望まない。
陸軍の常識;
・歩兵はすべての基本。
・小隊、中隊、大隊、連隊、旅団、師団
・戦車とヘリコプター。
海軍の常識;
・軍艦の区分。
・アメリカに艦隊決戦を挑める国はない。
・潜水艦の脅威。
空軍の常識;
・新しい組織。
・最大の役割は偵察。
・戦闘機の世代。
・現代でも爆撃機は有効。
現代戦の常識;
・弾道ミサイルの脅威。
・局地核戦争の危険性が増大している。
・途上国では核使用のハードルが低い。
・情報戦争は新しい戦争ではない。形が変わっただけ。
自衛隊の常識;
・軍隊というには法制度が未熟。
・高い予算の壁。
・防空能力は特Aクラス。
読みやすくわかりやすい。勉強になった。
3月16日追記;
読んだような気がするんだがなぁ・・・と思っていたら、やはり以前読んでいた。
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