2009年5月8日金曜日

097 / 141 史上最強の人生戦略マニュアル

10点満点で、7点。

活性化(普通に読んだ)・・・2時間半程度

この本も、フォトリーダー仲間のじゅうみさんお薦めの本。

本が悪いわけではなく、演習をちゃんとやらないとこの本は評価できないと思うので、その分を残してあるという意味。残り3点分の価値はあると思うが、やってみないと何とも言えない。

著者が経験した豊富な実例が書いてあり、著者の「現実を認めなければ先に進めない」「現実を受け入れるところから将来は開けてくる」という主張を裏付けている。そういう例を集めているといううがった読み方もできるだろうが、俺自身はなるほどなーと頷きながら読んだ。

最初はスキタリングでさらっと読むつもりだったが、引き込まれて熟読してしまった。まぁ、それだけの価値がある本だったということだろう。

じゅうみさんが書いていたとおり、「目標達成する技術」を読む前に読むべきだった本かもしれない。この本の豊富な実例からは、意志の力の重要性がしっかり伝わってくる。



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2009年5月4日月曜日

096 / 140 「理工系離れ」が経済力を奪う

10点満点で、6点。

普通に読んで、2時間弱。時間があるので、特に何もせずに読んだ。

末席とはいえエンジニアの端くれなので、こういうタイトルにはどうしても惹かれてしまう。著者は長年工学部で教鞭を執ってきた大学教授、その視点から主に大学の実態に警鐘を鳴らしている。

俺自身は大学教育を受けたことがないので、ここに書いてあることの真偽はわからない。いろいろ話を聞く限り、少なくとも理工系学部のハードな実態は書いてあるとおりだと思うのだが、文系学部が楽なのかというと、それについてはわからない。俺が知っているのは、理系出身者で「大学時代は遊んでばかりいた」という人には会ったことがないという事実だけ。

エンジニアは理論より現実を重んじて、理論と会わないことに出会うと、理論が間違っているのではないかと考える。これは当然だろう。俺もエンジニアだからそう感じるのかも知れないが、当たり前以外の何者でもないと思う。しかし著者は言う。「経済学者は、理論と現実に食い違いを認めると、現実がおかしいと主張する」と。そんなことあるんかいな。

大学のことはわからないが、少なくとも日本では、経済発展の大半を製造業、エンジニアが担ってきたことは厳然たる事実だと思う。それに対して、エンジニアが正当に評価されてきたかと言えば、これは残念ながら違うというのも事実だろう。著者によると、同じ大学を卒業しても、文系学部の卒業生と理系学部の卒業生では、生涯収入に5000万円以上の違いがあるそうだ。著者の言うように、「エンジニアが稼いだ金を、稼がない奴らが分配して、余りがエンジニアに与えられる」と考えるのも当然だろう。そして著者は、こんな惨状でもエンジニアたち、理工系大学やその教授が声を上げない現状に憂慮していることがよく伝わってくる。

日本は技術立国だとは誰が言ったか。一人や二人ではないだろう。しかしこの本を読む限り、その地位は急速に転落する寸前であることがよくわかる。

惜しむらくは、この本は散文的に書かれていて、テーマはわかるものの結論がどこにあるのかわかりにくく、「つまりどうするべきなのか?」という質問に対する答えを見つけにくい。著者自身述べているように、エンジニアは文章を書くのが苦手と言うことだろうか。



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2009年5月2日土曜日

095 / 139 連合赤軍「あさま山荘」事件

10点満点で、8点。

活性化(普通に読んだ)・・・2時間半

うーん・・・やはり、フォトリーディングの効果が出ている気がしない。意識してスキタリングなり高速リーディングなりをしなければ駄目なのだが、こういう本はどうしても普通に読んでしまう。目的が「情報収集」ではなくて「楽しむ読書」だから仕方ないとは思うのだが。

著者は、あさま山荘事件で事実上指揮を執った佐々淳行氏。当事者の目から事件の実録を記述している。純粋に事件を追ったノンフィクションとして、殉職した機動隊員他事件の犠牲者には申し訳ないが、興味深く読めた。

興味深い点は多々あるが、当時の時代背景、そして現在でも存在する一部左派の思考について、象徴的な箇所を長文ではあるが2カ所引用する。

 あの頃は警察官の家族であるというだけで小学校などで日教組の教師から不当な差別をうけるという、今日の若い人たちには想像もできないようなイデオロギー優先の時代だった。
私が警視庁の警備第一課長で、東大安田講堂事件だの全共闘の街頭ゲバ闘争の警備などに寧日ない、いわゆる第二次反安保闘争はなやかなりしころ、ある日次男の敏行が区立の中丸小学校から泣きべそをかきながら帰ってきた。
聞けば担任のSという女教師に授業中に「このクラスの子でお父さんが警察官と自衛官の子供は立ちなさい」と言われ、次男が他の警察官や自衛官の子供たちと顔を見合わせながら立つと、S教師は「この子たちのお父さんは悪い人たちです。あんたたちは立っていなさい」といわれゆえなく立たされたというのである。
世田谷の三宿に陸上自衛隊駐屯地があるところから、警察官と自衛官の子供は結構何人かいたようだ。親の職業で子供を差別して悪いこともしていないのに立たせるとは何事かと激怒した私は、早速校長先生に抗議した。校長は「日教組には私も困らされています。ですが相手が悪い。また子供さんにはね返ってもいけないから」と言を左右にして一向に煮え切らない。
「では教育委員会に公立小学校における親の職業による差別として正式に提訴しますから」と告げると、これはいけないと思ったのか、校長はS教師を家庭訪問の形でさし向けてきた。
S教師は「ベトナム戦争はけしからん、自民党政権は軍国主義復活を目指している。機動隊は学生に暴力をふるう権力の暴力装置だ」などと日教組の教条主義的な公式論をまくしたてる。
一通り言わせておいてから「私の言っているのはベトナム戦争や全共闘のことではない。貴女は親の職業で罪のない子供を立たせるという体罰を加えたようだが、小学校教師としてそれでいいのかと尋ねているんです。反省しないなら私は教育委員会に提訴するつもりです」という。
S教師はヒステリーを起こして「やるならやって御覧なさい。日教組の組織をあげて闘いますよ」と叫ぶ。
「どうぞ。私もあなたを免職させるまで徹底的にやりますよ。ではお引き取りください」と突っ放す。
すると免職という言葉にイデオロギーが負けたのか、突然S教師はフロアに土下座して「どうぞ許してください。教師をやめさせられたら暮らしていけませんので」と哀願しはじめた。

こんな教師に指導された子供が、まともに育つとは思えない・・・今の教育崩壊は、こういう連中が作り出した面はかなり大きいんじゃないか。

 連合赤軍の「あさま山荘事件」を支持したのはモップル社だけではなかった。
三月一日夜、日比谷野外音楽堂で開かれた「三・一朝鮮独立五十三周年日韓条約粉砕、入管法・外国人学校法案国会上程阻止蹶起集会」に出席したオールド・ボルシェヴィキ、日本社会党の高津正道元代議士は、
「連合赤軍はわずか五人で千四百人の警官隊を相手によく戦った。今や社会主義運動は言葉だけでなくなった。私は五十年もの間この日が来ることを首を長くして待っていた。これで革命も間もないことだろう」と激越なアジ演説を行い、参加した六百人から大喝采を浴びていた。

元代議士が、こんな凶悪な殺人犯を公式の場で支持しているなんて、正直なところ信じられない。しかし恐ろしい現実だが、こういう思想を持った人物が、今でも代議士や参議院議員として社民党や民主党などの一部に存在する。

「君がどれだけ民主主義を批判し、言論の自由を批判しても、君がその発言をする自由だけは命がけで守る。それが民主主義であり言論の自由だ」

こういう言葉をどこかで見かけたことがあるが、正直ここまで異常な連中が実在することを考えると、そして実際に無差別殺人などの凶悪犯罪を繰り返していたことを考えると、民主主義とは本当にいいものか疑問になってくる。

確かチャーチルの言葉だったか、「民主主義は最悪の政治体制だ。もっと最悪なのは、これでも一番ましな政治体制だということだ」とか、そんなのを思い出した。



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094 / 138 目標達成する技術

10点満点で、7点。

活性化(スキタリング)・・・20分

フォトリーダー仲間、じゅうみさんお薦めの本。とはいえ、実は去年一度読んだのだが。なので、短時間で読めたとはいえ、フォトリーディングとはあまり関係ない。

こういってしまうと語弊があるが、率直な感想は「結局精神論か」と言うこと。サブタイトルに「成功の心理学」と書いてあるから当然かも知れないが、「技術」と言うからにはもっと具体的なスキルかと思っていた。とはいえ、この本の主張では「すべての行動を決めるのは感情だ、だから感情のコントロールが一番大切なのだ」ということだから、その意味では感情をコントロールするのは立派な技術といえるだろうが。

じゅうみさんはこの本に感銘を受けて、セミナーも受講したらしい。さて、俺はさほどの感銘を受けなかったのだが・・・「精神論」という先入観が強すぎるのかな。

まぁ、去年読んだときに採点してればせいぜい5点だろうから、2回読んでみて少しずつ価値に気づき始めているのかも知れない。



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093 / 137 頭がよくなる本

咀嚼できていないので、採点しない。読書時間も、細切れに読んだのでよくわからない。

各所で名著と言われているが、会社の昼休みや歯医者の待ち時間など、5分とか10分とかの単位で細切れに読んだので、正直なところ内容がほとんど頭に入っていない。これはフォトリーディング云々に関係なく、俺の読み方の問題だろう。読書にも時間がかかっているので、フォトリーディングの効果を活かしたいなら、少なくとも俺はまとまった時間を取って一気に読む必要がありそうだ。

頭に残っているのは、復習の重要性。これもいろいろなところで書かれているから強く覚えているのだが、とにかくまめに復習をしないと、記憶はすぐに消えてしまうと言うこと。知っているはずなのに、今も勉強するときに復習はあまりしていない。「知っている」と「できる」は違う、すぐに行動に移さないと。



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092 / 136 国防

10点満点で、8点。

活性化(普通に読んだ)・・・1時間半

うーん・・・最近普通に読んでばかりだな。
積ん読解消キャンペーン。とはいえ、この本は一度読んだことがあるので、もう一度読んでブックオフ送りにするためのものだが。

タイトル通り、「国防」について、あるべき姿と現状を論じた本。自他共に認める「軍事オタク」で、防衛庁長官から防衛大臣まで務めたゲル大臣が自分の専門分野について語っているので、俺なんかがコメントを挟む余地などあろうはずがない。いちいちなるほど、その通りだと頷きながら読んだ。

残念なのは、こういう本は右派左派関係なしに読まれてしかるべきだと思うのだが、左派の多くは手に取ることもないのだろうな。理想論ももちろん語ってあるが、「現状ではこれはできない」「これならできる」「これ以外の方法がない」など、事実として受け入れるほかないことについても語られているので、議論のベースを作るためにも、左派の人ほど読んで欲しい本だと思うのだが。



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2009年5月1日金曜日

091 / 135 日本改造計画

読書時間・・・2時間程度
もはや速習でも何でもないな。俺にはフォトリーディングの方が向いているようだ。

積ん読解消キャンペーン。

さて、評価の難しい本。1993年5月の出版だから、まだ自民党にいた時代。この本の主張からは、政権与党としての定見がはっきり示されており、内容は個人的にはかなり評価できる。かなりというよりも、一部を除きほぼ全面的に賛同するといってよい。

俺がこの本を購入したのは、自由党時代だと思う。当時は自民党支持ながらも小沢一郎シンパで、ブックオフで見かけたら105円だったのですぐ手に取った。その後読もう読もうと思いながら読まず、ようやく読んだ。
小沢シンパだったので、民主党の党首になったことについてもかなり期待していたのだが・・・

この本で主張していることは、その後も大きくぶれてはいない。問題は、党首がこれだけしっかり考えているのに、何で党をまとめることができないのか、と。国連至上主義の思想は賛同できないが、国防論、外交論、内政論、そして国会論。どれもこれも至極まっとうなことを言っているのに、何で民主党はあんな電波を垂れ流しているんだろう。

一番残念なのは、国会運営にかかる主義。この本では「全会一致の必要はない、民主主義は多数決だ」と主張し、野党の審議引き延ばし戦術やそれに振り回される政府を批判している。しかし現在の民主党がどうかというと・・・小沢一郎が党首になったとき、これで本当の二大政党時代が来るかもしれないと期待したが、現状では前原体制の方が遙かにましだったとしか思えない。さすがに壊し屋というべきか。

しかしこの本、まさかゴーストライターが書いたんじゃないだろうな。それだけ、現在の小沢民主党とは路線が違う。元々民主党は意見統一のされていない寄せ集めだが、党首の主張についていける党なら、かなりましになるはず。いやもしかして、小沢一郎自体が民主党化してしまったのか?



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