10点満点で、8点。
活性化(普通に読んだ)・・・1時間半
うーん・・・最近普通に読んでばかりだな。
積ん読解消キャンペーン。とはいえ、この本は一度読んだことがあるので、もう一度読んでブックオフ送りにするためのものだが。
タイトル通り、「国防」について、あるべき姿と現状を論じた本。自他共に認める「軍事オタク」で、防衛庁長官から防衛大臣まで務めたゲル大臣が自分の専門分野について語っているので、俺なんかがコメントを挟む余地などあろうはずがない。いちいちなるほど、その通りだと頷きながら読んだ。
残念なのは、こういう本は右派左派関係なしに読まれてしかるべきだと思うのだが、左派の多くは手に取ることもないのだろうな。理想論ももちろん語ってあるが、「現状ではこれはできない」「これならできる」「これ以外の方法がない」など、事実として受け入れるほかないことについても語られているので、議論のベースを作るためにも、左派の人ほど読んで欲しい本だと思うのだが。
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