2009年5月19日火曜日

109 / 153 あの人はいつ勉強しているのか?

10点満点で、7点。

活性化(高速リーディング)・・・1時間程度

ページ数の割には時間を割いたが、2~3段組で書いてあり、また項目によって結構深く考えながら読んだりしたので、かけた時間分の価値はあったと思う。

16人の実業家その他、さまざまな立場の人たちが、勉強に限らず、仕事に対してどう取り組んでいるのかを語っている。なるほどと思うもの、そりゃ違うんじゃないかと思うもの、いろいろあるが、こういうことに正解はない。どの方法でも向いている人はいるだろうし、逆に万人向けでも自分には向かない方法かもしれない。自分にあった方法を見つけ出すことができればそれでいい。そのためには、16人ものスタイルが紹介されているこの本は、ページ数の3倍くらいの価値があるんじゃないか。

多くの人に共通しているのが、読書を推奨しながら、アウトプットをそれ以上に重視していること。確かに、せっかく読書で知識を得ても、使うことがなければそれは趣味でしかない。俺の読書スタイルだが。アウトプットのために、とにかく大量のインプットを薦める人もいれば、精読を薦める人もいるが。

個人的には、こういう本に甲野善紀さんが取り上げられているのが興味深かった。それと、やはりエンジニアは取り上げられないんだな、と。



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