2009年5月17日日曜日

106 / 150 裸でも生きる

10点満点で、7点。

活性化(高速リーディング)・・・1時間半程度

小学校ではいじめに遭い、中学校で非行に走り、高校では男子柔道部に所属し、偏差値40から慶應大学へ進学、そして国際機関を経てバングラデシュの大学院に通い、起業。バングラデシュならではのバッグを作る、著者の自伝。この経歴だけでインパクトがあり、迷わず手に取った。

結果として成功している人と言えるだろうから、著者の行動は正しいのだろうが、どうも違和感を覚えた。著者の行動力は凄いし、目的を達成するまでの意志の強さ、集中力も凄い。しかし、長期的な視点に欠けている気がする。それでも、考えるだけで行動を起こさない、俺みたいな連中よりは数段上の人生を歩んでいるが。

分類したとおり、ヒューマンドラマとして読むべき本だろう。個人的にはそれ以上の価値は感じ取れなかった。



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