10点満点で、2点。
活性化(普通に読んだ)・・・1時間半程度
分類に困ったが、まぁルポルタージュといえなくもないだろう。
タイトルを改めた方がいい。「壊れかけた教師たち」ではなく「壊れている教師たち」に。本書のタイトルからは、非行、学級崩壊、モンスターペアレントなどさまざまな「教師だけでは解決しきれない」問題に悲鳴を上げる教師の切実な訴えが書かれているものかと思っていたのだが、全然違った。そういう部分もなくはないが、基本的には問題教師たちの実態を暴き出している。
しかし、著者は公立高校の教諭等を経てライターになったらしいが、この文章力はひどい。ライターどころか、よくこれで人に物を教えていたのだと思う。記述に一貫性がなく、話題が飛び、誰のことを話しているのかわからなくなる箇所が多い。別に国語教師でなくとも、わかりやすい文章を書くのは大前提だろうに。この程度の人物が教員としてやっていけるのだから、そりゃ確かにレベルも低いわな、と妙な納得をした。
取り上げられている現場の教職員たちが発する生の声も、とても人に物を教えている人物とは思えないレベルの発言ばかりで、確かに「壊れている」連中ばかりだな、とは思うが。
しかし、著者は教職経験もさほど長いわけではなく、面白いことを書いてるわけでもない。本書を読む限り、ネタもさほど持っているとは思えない。この文章力で「教育ライター」を名乗っているが、仕事ってあるんだろうか?
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