2009年4月28日火曜日

090 / 134 MADE IN JAPAN

10点満点で、7点。

読書時間・・・4時間以上

これだけ時間かけてたら、もはや速読でも速習でもなく、熟読だよなぁ・・・
しかし、自伝というか小説というか、基本的には全文読まないとわからない本だったので、読破に時間がかかった。面白いところは速度を落として読んだりしたし。

「ビジョナリーカンパニー」で紹介していた本。オイルショック世代としては実感として知らないのだが、かつて "MADE IN JAPAN" が「安かろう悪かろう」の代名詞だった時代、その評価を覆したいという理想を持ってソニーがどういう道を歩んできたか、「私の履歴書ではない」と冒頭に書きながらも、ほぼ自伝調のスタイルで書かれた本。最初に英語版で出版され、共同著者の一人が「和訳」した、ちょっと変わった出版経路をたどっている。

個人的には、自身の学生時代や軍時代を振り返った、本当に自伝要素の強い部分は面白くなかった。新製品の開発、新技術の開発、アメリカ進出などの部分は面白く読めたし、日米の「労働に対する意識の違い」や「経営に対する意識の違い」、「弁護士の悪影響」などを語ったところは特に面白かった。

1986年の出版ながら、バブル経済に警鐘を鳴らし、インターネット技術について先見の明を見せるなど、「さすがソニーの経営者」と唸らせるところは多数。これだけの視野を持っているなら、ソニーが成長し、「ビジョナリーカンパニー」の一員になるのも、ある意味当然かもしれない。

面白い本だが、読破には体力が必要。統一されたテーマで書かれているわけでもないので、興味のないところは読み飛ばすくらいのつもりで読むのがいいかもしれない。しかし、目次や見出しが充実していないので、それは難しいところなのだが。



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089 / 133 イラストで読むアースとノイズのはなし

読んでもわかりません。

タイトル通り、ほぼすべての内容がイラストで解説してある。いや、イラストの解説が、ほんの少し文章で書いてある、という程度か。「この一冊でノイズのことはすべてわかる本を目指した」ような旨が書いてあるが、これでわかる人ってどれだけいるんだろう?

むしろこの本に書いてあることが理解できるのは、この本に書いてあることは既に知っている人しかいないんじゃないかと思うのだが・・・それだけ解説が少ない。

読みやすくなるよう、意図的に口語調の文章にしたのだろうが、それも逆効果。何の説明もなく、業界用語と思われる略語がぽんぽん飛び出して、それで説明される内容も不明瞭。いや、わかる人にはわかるんだろうが、多分わかる人はこの本を読まなくてもわかる。

仕事でノイズに苦しめられたので、勉強のつもりで読んでみたが・・・原付免許を取ったばかりの男が、戦車の運転席に乗せられて、わずか数ページの取扱説明書を渡されたような、そんな気分。無理です。読めません。



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2009年4月26日日曜日

088 / 132 マインドマップ資格試験勉強法

10点満点で、9点。

総読書時間・・・1時間半程度

この本はいい。少しゆっくり読んだが、それでも演習は全くやってない。演習をちゃんとやれば、読破にはあと1時間くらいかかるだろうが、それだけの価値はある。

資格試験にマインドマップをどう活用するかという観点の本かと思っていたら、それだけにとどまるものではない。むしろ、資格試験の勉強法を紹介し、そのツールの一つとしてマインドマップを紹介している。勉強そのもののテクニックだけではなく、モチベーションの高め方やスケジューリングの仕方など、総合的に書いてある。

個人的に何よりもヒットだったのは、著者の一人は一級建築士であるということ。さまざまな資格試験勉強法の本を読んでも、そのほとんどはターゲットが中小企業診断士であったり行政書士であったり社会保険労務士であったり、いわゆる文系の資格ばかり。基本的には勉強法という名前の記憶術で、理解が必要な理系の資格に応用するには、自分なりに血肉にしないと使えないものばかり、という印象だった。

この本も内容そのものは記憶術に近いが、何より著者が一級建築士を取得しているということは、構造計算などの原理や数式を覚え、その使い方を理解する、理系のアタマを持っているということ。なるほど、この著者のいうことなら信用できる、といういい先入観を持つことができ、それがために書いてあることが素直に受け取れた。

とはいえ、こういう本は、書いてあることを実践してナンボ。カンニング勉強法、リンキング勉強法など、早速今日から実践してみよう。



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087 / 131 てっぺん!の朝礼

10点満点で、8点。

総読書時間・・・1時間程度

今回は、先週教わった速習法の読み方をしてみた。とはいえスキミングはしておらず、目的設定、プライミング、質問作り、そして通読というスタイル。質問は2点、「朝礼では何を目的にしているのか」「なぜその朝礼を公開しているのか」と言うこと。

朝礼の目的は、端的に言うならやる気を引き出すこと、なのだろう。何をするにもやる気がなければ最高のパフォーマンスは出てこないし、逆に言えばやる気さえあれば、やることなすことすべての結果に下駄を履かせることができる。そう考えれば、このスタンスは正しい気がする。そして本書を読む限り、これはきちんと結果を出しているようだ。

朝礼を公開している理由。いろいろ書いてあったが、個人的にこれだと感じたのは「自分たちがやっている素晴らしいことをひた隠しにするリーダーと、ノウハウをオープンにし、共有するリーダー。あなたならどちらのリーダーについていきたいと思いますか?」という質問。人のためでもあり、自分のためでもある。どちらかの視点ではなく、どちらも追求しているのだろう。ビジョナリーカンパニーにも書いてあった、ANDの精神が発揮されているのかもしれない。

実は来月、ここの渋谷店で、フォトリーダーのフォローアップ飲み会を開催する。もちろん、朝礼にも参加する。今から楽しみ。



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2009年4月25日土曜日

086 / 130 勉強にハマる脳の作り方

咀嚼できていないので、採点しない。

活性化(スキタリング)・・・1時間程度

「なぜ勉強が苦痛なのか」「どうすれば勉強を続けられるのか」を紐解き、「勉強にハマってしまえばいい」というスタンスでどうすればよいかを解説した本。とはいえ、ざっと一読しただけでは「ふーん」以上の感想は持てず、全部で35個あるエクササイズを実行してみてはじめて、この本の真価がわかるのだろう。

とりあえず今は、ざっと読んだだけで満足しておいたが、数日後にもう一度読んでみよう。今度はエクササイズをちゃんとして。読み返す価値はある本だと感じた。

個人的には、この本でもっとも価値のあることは、あとがきに書いてあった。

「もうひとつ、大事な意識があります。『学力』や『知識』は個人のものではなく『公共財』だという意識です」

なぜなら、個人が持っている「知識」や「考える力」も、先人によって作り上げられたものがベースになっているから。

たとえ独学で身につけた知識があるとして、学習に使った本は誰が書いた? その本を書くために、著者はどれだけ周囲に助けられた? 

そういう意識を持っていれば、確かに「俺は誰からも教わっていない」なんてことは言えなくなるし、「教えない」ということもできなくなる。これこそ、著者が一番言いたかったことではないだろうか。
最近本はさっと読むことが増えたが、金言と感じる文章を拾えたことは収穫だった。



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2009年4月24日金曜日

085 / 129 思考のボトルネックを解除しよう!

10点満点で、6点。

活性化(スキタリング)・・・1時間程度

久しぶりにスキタリングを強く意識して読み、最後まで読めた。

読み込み方が甘いのだろうが、本書では「何がボトルネックになり」「どうやってそれを解消していくか」を主眼に書かれている。一番重要なはずの、「どこが」ボトルネックなのかを探す手法についてはほとんど触れていないのではないか。

書いてある内容も、勝間本によく似ている。あとがきに「世の中では『時間活用術』とか『勉強法』の本が流行になっていきました」と書いてあるが、まさに勝間本を意識しているのだろう。その割には、内容は似たり寄ったり。文体はわかりやすく読みやすいが、その分内容は浅くなっている感がある。

割と広く浅く書いてあるので、勝間本を読んだことがなければ、何冊も読むよりはこの本一冊で済ませた方がいいだろう。反対に、勝間本を読んだことがあれば、わざわざこの本を手に取る必要はないと思う。

悪い本ではないと思うが、俺には新しい感動は得られなかった。

ちなみに、「ボトルネック」ということについて馴染みのない向きには、「ザ・ゴール」をお薦めしておく。



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2009年4月23日木曜日

084 / 128 ビジョナリーカンパニー

咀嚼しきれなかったので、採点しない。名著であることは間違いない。

活性化(普通に読んだ)・・・4時間程度

最近、スキタリングするつもりで読み始めて、結局普通に読んでることが多い。それだけ本が魅力的で、引き込まれているせいなのだろうが、もったいないというか。
フォトリーディング集中講座では、「普通の読み方を否定するものではない」「普通に読みたければそれでも構わない」と教わったからそうしているのだが、どうなんだろう。一度フォトリーディングしているので、最初から普通に読むのと比べれば、内容を把握できている深さは違うと信じたいのだが。

本書は「長期的視野を持ち」「確固たる信念に基づき」「長年存続している(1950年以前に設立された会社を対象としている)」会社を「ビジョナリーカンパニー」と位置づけ、他の会社とどう違うのか論じている。ビジョナリーカンパニーを選ぶ基準は著名企業のCEOに対するアンケート結果からであり、必ずしも収益性に着目したわけではないと書いてあったが、いずれ劣らぬ超優良企業ばかり。まぁ、赤字の会社はビジョナリーカンパニーと思えないだろうから、名前が挙がらないのも当然か。

ビジョナリーカンパニーと比較する会社もその分野では超一流の会社を選んでおり、分析結果はかなり信頼できるものと思われる。その中で、俺が読み取れたことのうち重要な箇所は

・ビジョナリーカンパニーでは、何かを得るために何かを犠牲にするという発想は基本的にしないが、必要に迫られたときは利益の優先順位は低く、会社の信念を優先する。

・ビジョナリーカンパニーは、基本的信念以外では、何を変えても構わない。

・ビジョナリーカンパニーは会社の信念に賛同できるものならこれ以上ない職場となるが、そうでなければ早々に淘汰される、厳しい職場である。

等々。個別に触れたいことは山のようにあるが、書いていると膨大になるので、割愛。

どちらかというと経営者向けの本だが、「あなたが働いている会社にはビジョンがありますか?」「あなたは会社のビジョンのために自分を捧げる覚悟がありますか?」と、一労働者にも問いかけている気がする。さて、俺にはその覚悟があるのだろうか。残念ながらないような気がする。

折に触れて読み返したい本だが、いかんせんボリュームがあり、その上密度の濃い本なので、読破にはかなりの体力が必要。フォトリーディングを学んでいなければ挫折していたかもしれない。



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