咀嚼しきれなかったので、採点しない。名著であることは間違いない。
活性化(普通に読んだ)・・・4時間程度
最近、スキタリングするつもりで読み始めて、結局普通に読んでることが多い。それだけ本が魅力的で、引き込まれているせいなのだろうが、もったいないというか。
フォトリーディング集中講座では、「普通の読み方を否定するものではない」「普通に読みたければそれでも構わない」と教わったからそうしているのだが、どうなんだろう。一度フォトリーディングしているので、最初から普通に読むのと比べれば、内容を把握できている深さは違うと信じたいのだが。
本書は「長期的視野を持ち」「確固たる信念に基づき」「長年存続している(1950年以前に設立された会社を対象としている)」会社を「ビジョナリーカンパニー」と位置づけ、他の会社とどう違うのか論じている。ビジョナリーカンパニーを選ぶ基準は著名企業のCEOに対するアンケート結果からであり、必ずしも収益性に着目したわけではないと書いてあったが、いずれ劣らぬ超優良企業ばかり。まぁ、赤字の会社はビジョナリーカンパニーと思えないだろうから、名前が挙がらないのも当然か。
ビジョナリーカンパニーと比較する会社もその分野では超一流の会社を選んでおり、分析結果はかなり信頼できるものと思われる。その中で、俺が読み取れたことのうち重要な箇所は
・ビジョナリーカンパニーでは、何かを得るために何かを犠牲にするという発想は基本的にしないが、必要に迫られたときは利益の優先順位は低く、会社の信念を優先する。
・ビジョナリーカンパニーは、基本的信念以外では、何を変えても構わない。
・ビジョナリーカンパニーは会社の信念に賛同できるものならこれ以上ない職場となるが、そうでなければ早々に淘汰される、厳しい職場である。
等々。個別に触れたいことは山のようにあるが、書いていると膨大になるので、割愛。
どちらかというと経営者向けの本だが、「あなたが働いている会社にはビジョンがありますか?」「あなたは会社のビジョンのために自分を捧げる覚悟がありますか?」と、一労働者にも問いかけている気がする。さて、俺にはその覚悟があるのだろうか。残念ながらないような気がする。
折に触れて読み返したい本だが、いかんせんボリュームがあり、その上密度の濃い本なので、読破にはかなりの体力が必要。フォトリーディングを学んでいなければ挫折していたかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿