2009年4月18日土曜日

081 / 125 決定力を鍛える

内容が頭にちゃんと入っていないので、採点しない。

活性化(スキタリング)・・・3時間程度

普通に読んだら4時間くらいかかりそうな本。スキタリングでも3時間かかり、かつ内容が頭に入っていないなら、フォトリーディングの意味がないじゃないか・・・
最近普通に読んでばかりだからな。スキタリング全然やってない。ちゃんとトレーニングしないと、せっかく学んだ技術が使えなくなってしまう。

本書は不世出の天才といわれたチェスの元世界王者、ガリル・カスパロフがチェスをメインに、ビジネスや政治など、さまざまな分野について語ったもの。一応時系列にチェスの世界での実体験を書き、そこから話がふくらんで・・・というスタンスを取ってはいるが、俺の読み方では話の展開について行けず、混乱してよく読めなかった。

強く印象に残っているのは2点。1つは、悪い戦略の元、よい戦術で勝利するのは最悪の状態。なぜなら戦略の間違いに気づくのが遅れるから、ということ。もう1つは、戦略なき勝利に実質的な価値はない。ライト兄弟は人類初の飛行機を作るという偉業を成し遂げたが、その後の航空産業には何ら貢献しておらず、貢献したのは技術的には素人に近いボーイングだったということ。

含蓄のある話が多く書かれているはずだが、読み切れなかった。スキタリングにしては時間がかかりすぎだし、普通に読んだにしては内容が掴めていない。満員電車の中で読んだというマイナス要素はあるが、それにしてもひどい。もっとちゃんと読み込まないと。これはスキルの問題なのか、それとも別の問題なのか。



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