2009年4月28日火曜日

089 / 133 イラストで読むアースとノイズのはなし

読んでもわかりません。

タイトル通り、ほぼすべての内容がイラストで解説してある。いや、イラストの解説が、ほんの少し文章で書いてある、という程度か。「この一冊でノイズのことはすべてわかる本を目指した」ような旨が書いてあるが、これでわかる人ってどれだけいるんだろう?

むしろこの本に書いてあることが理解できるのは、この本に書いてあることは既に知っている人しかいないんじゃないかと思うのだが・・・それだけ解説が少ない。

読みやすくなるよう、意図的に口語調の文章にしたのだろうが、それも逆効果。何の説明もなく、業界用語と思われる略語がぽんぽん飛び出して、それで説明される内容も不明瞭。いや、わかる人にはわかるんだろうが、多分わかる人はこの本を読まなくてもわかる。

仕事でノイズに苦しめられたので、勉強のつもりで読んでみたが・・・原付免許を取ったばかりの男が、戦車の運転席に乗せられて、わずか数ページの取扱説明書を渡されたような、そんな気分。無理です。読めません。



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