10点満点で、7点。
読書時間(普通に読んだ)・・・2時間半程度
稀代の名宰相・小泉純一郎に使えた筆頭秘書、飯島勲氏の回顧録。
小泉総理が何を考え、何を重視し、何を優先して物事を進めていったのか、よくわかる。
小泉総理の抵抗勢力としては、ほぼ自民党内部しか出てこない。それだけ自民党内部の抵抗が大きかったと言うことなのだろうが、野党の存在感も軽薄だったと言うことだろう。確かにこの時期、野党はただの反対勢力であり、政策について議論する相手ではなかった。
格差の拡大など、小泉政権に対する評価は、賛否両論ある。
しかし、今に至るその前後の政権を見ると、小泉政権下の日本は幸せだった。特に9.11を挟んだ時期が、決断力に富んだ宰相を持っていて、本当によかった。
もしあのとき民主党政権だったらと思うと、ぞっとするね。
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