10点満点で、6点。
読書時間(普通に読んだ)・・・1時間程度
幼少時の病気により、一切耳が聞こえない著者が、いかにして銀座でホステス(売れっ子?)を努めているのか。そのテクニックを大公開・・・というよりは、「売れているホステスは何を考えているのか」を書いてある。著者は無音の世界に生きているから筆談だけれど、耳が聞こえたならば普通の会話で、普通にホステスとしてやっていけそう。
客の誘いを断るときなど、うまいこと逃げる言い回しもある。しかしそれより、客が肉体的、精神的に付かれているときにかけている言葉には、心温まるもの。気が滅入っているとき、酒が回っている中綺麗な字で書かれたら、確かにころっと参りそうだなぁ、と感じるもの少なからず。
「ホステスの会話術」なんて続編があるといいかもしれない。
・・・と、思ったら、結構出てるのね。
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