10点満点で、9点。
読書時間(普通に読んだ)・・・2時間程度
知の巨人・立花隆氏と、知の怪物・佐藤優氏の対談&推薦本紹介。
400冊紹介という量に圧倒されるが、それでも「1000冊なら簡単なのに、100冊とかだと選びにくい」なんてのが書いてあって、唖然。俺が今まで読んだ本の中で、本当に心から人に推薦したい本って、100冊もないんじゃなかろうか。
とにかく読書量が半端ではない。蔵書数にして、立花氏がおよそ8万冊、佐藤氏がおよそ1万5千冊。本代で月に20万円くらい使うと書いているので、平均3000円としても、月に60冊以上。毎日2冊。本当にその気になれば読めるかも知れないが、彼らは自分の仕事があり、そのための調べ物をしつつ、それと平行してこの量。凄まじいとしか言いようがない。
立花氏の「速読術を身につけろ」「本を読みながらノートを取るな」の提言が心に残った。大量の本を読むには速読能力なくして無理なのは当然として、「ノートを取るくらいなら複数回読め」というのは、確かにその方がいいのかも知れない。もちろん、ノートを取る時間にもう一度読める、速読能力は前提なのだろうが。
紹介してある本は幅広い。科学、哲学、歴史、宗教、政治、文学・・・
気楽な読書しかしない人には向かないだろうが、そうでない人には、何かしら興味を引く本が必ずある。
古典が多いので、読むのに体力は使いそうだが。
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