2010年3月28日日曜日

038 / 318 読書について

10点満点で、8点。

読書時間(隙間時間に読んだ)・・・トータル1時間半程度

多読を戒める読書論。確か、「ぼくらの頭脳の鍛え方」で紹介されていたはず。

1800年代に書かれたことを考えると、恐らく対象としている「本」は哲学書なのだろうが、それでも耳に痛いことが多い。曰く、「読書は他人の頭で考えることに他ならない、多読は考える力を奪っていく」と。確かにそうかも知れぬ。

自分の考えだと思っていることは、結局は読んできた本に書いてある意見の寄せ集め、それも劣化コピーに過ぎないのかも知れない。そういう危険は感じつつ、それでも多くの意見を知るために、本は読むべきだろうと思う。

本当にいい本は、何かを伝えるために書かれている。しかし多くの本は、著者が収入を得るために書かれている。そんな本に貴重な時間を使ってはならない。

金言。耳に痛い。



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