2010年3月16日火曜日

037 / 317 ザ・格闘家

10点満点で、7点。

読書時間(飲酒読書)・・・1時間半程度

どういう形態で書かれた本なのか、よくわからない。初出一覧を見ると、「週間宝石」に連載された記事をまとめたもののようだが、各氏が執筆したのか、インタビューを書き起こしたのか。内容から、恐らく後者だとは思うが。

執筆者(ということになっている)が豪華。佐山聡、船木誠勝、ヒクソン・グレイシー、三沢光晴、蝶野正洋、高田延彦、神取忍、天龍源一郎、ザ・グレート・サスケ、マイク・ベルナルド、小橋建太、佐々木健介、前田日明、武藤敬司、ピーター・アーツ、小川直也、藤原喜明、アントニオ猪木。1998年から1999年にかけて書かれたもののようだが、当時の日本の格闘界を考えると、重要人物で漏れているのは、中井祐樹、朝日昇、佐藤ルミナ、佐竹雅昭、数見肇・・・くらいではなかろうか。橋本真也は闘魂三銃士全員でなくともいいし、全日本四天王も同様。大仁田厚は格闘家ではないし。現役の柔道家や、ボクサーがいないのはちょっと気になるけど。

男ばかりの中、女子プロレス最強の男・神取忍が登場しているのも面白い。

内容は、他では読めないようなぶっちゃけ話ばかり。女性関係の、とんでもない話が多いのも面白い。藤原組長がもてたというのは、いくら何でもふかしすぎだろうとニヤけながら読んだり。

あまり期待せずに読んだので、こんなに面白いとは思わなかった。いい意味で裏切られた。
主に、プロレス好きな人向けの本だね。



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