10点満点で、7点。
活性化(普通に読んだ)・・・1時間半程度
ハマコーが政界引退と同時に書き下ろした本。1993年の出版なので、もう16年も前か。
ハマコー自身、中曽根康弘、竹下登、三塚博、宮沢喜一、梶山静六、小沢一郎、田辺誠、宮本顕治の9人を名指しで非難している。
内容は政界裏話といったところで、当然ほかでは報道されたことがないような話題が多い。なので信憑性を計るすべはなく、面白いのだが面白いだけで済ませておくべきか。
政党、あるいは政界内部の権力闘争の話題がほとんど。個人的には、政治家の評価に最も重要だと考える、主義主張とその影響、実施した政策とその結果など、「政治」に関する話題がほとんどない。ワイドショーの書籍版、といった印象が強い。
ワイドショーを見て楽しんでいる、誰がどんなポジションにいるとか、あの事件の黒幕は誰だとか、そういう話題が好きな人は楽しめる本だろう。反対に、純粋に政治に興味があり、具体的に日本にとってどういう害があったのかという点に着目して読む人には、時間の無駄と言える。
現在進行形の話題でもなく、趣味の本。
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