10点満点で、6点。
読書時間(普通に読んだ)・・・2時間程度
前著「日本をダメにした九人の政治家」からスタイルを変え、日本の希望について語った本・・・かと思ったら、そうでもなかった。前著とあまり変わらない。
本書で取り上げられた「日本を救う政治家」とは、小泉純一郎、田中真紀子、野中広務、鳩山由紀夫、小沢一郎、橋本大二郎、北川正恭、石原伸晃、石原慎太郎。
個人的には鳩山も小沢もどうかと思うが、それ以上に真紀子が日本を救うなんて、ブラックユーモアにも程があるだろう。真紀子の実績は、日本という国への信頼を失墜させ、女性政治家の代表格としてその評価を下げ、人気偏重の政治屋ではダメだと言うことを思い知らせ、それでもトップ当選させてしまう日本国民のレベルの低さを思い知らせた、それくらいしか思いつかない。
実際、真紀子について書いた内容では、ほめている部分がほとんどない。「期待を込めて」などと書いてはあるが、それにしたって真紀子に期待するのはあまりに末期症状だろう・・・
前著とは違い、本書に載っている情報はほとんど新聞や週刊誌で報道されたこと。それに(自分なりの情報網も入れて)ハマコーなりの解釈をしたというところだろう。「政治」について語っていないのも前著と同じ。
この本も趣味の本。でも、前著よりもレベルは低いかな。
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