10点満点で、8点。
活性化(普通に読んだ)・・・30分程度
非常に読みやすい本なので、寝不足の中でもさらりと読めたが、良書。
「会社の垣根を越えて使えるスキル」というものを考えているので、特定の分野でしか使えない、範囲の狭いものは取り上げていない。
勝間和代氏は代表的なものとして「会計」「英語」「IT」を上げているが、町の水道屋さんで英語やITの知識が必要だろうか? 勝間本はどうしても、著者の思想が強すぎて、そのまま受け入れられない自分がいる。しかし、本書の主張はすんなり入ってきた。
本書では、ポータブル・スキルを11に分類している。
勉強力、行動力、自己投資力、時間投資力、やる気キープ力、気配り力、発想力、文章・コピー力、問題解決力、自分ブランド力、成長力。いずれもその必要性がわかりやすく書いてあり、なるほどそうだと素直に受け入れることが出来た。
個人的になるほどと思ったのは、やる気キープ力。「やる気を出すのは大変、むしろやる気を下げないことが大切」という主張は、目から鱗が落ちた。どこかで読んだような気もする主張だが、本書ほど素直には受け止めることが出来なかったのだろう。本書では、なるほどそうだよなあ、と感じ入った。
寝不足でぼんやりしながら読んだが、もったいなかった。もう一度読み返しておこう。
0 件のコメント:
コメントを投稿