10点満点で、6点。
読書時間(普通に読んだ)・・・3時間程度
戦後プロで2年、ノンプロ合わせて23年存在した、女子野球について。
ある興行師の思いつきから、キャバレーの女たちで構成した最初のプロチームができ、そして瞬く間に16チームにまで増えていき、社会人野球としてその歴史を終えるまで、さらに彼女たちのその後について描かれている。
内容は面白いと思うのだが、いかんせん悪文で読みにくい。人が中心なのか、時系列なのか、チームが中心なのか、一貫性のない文章でバラバラに書かれており、全体像が見えてこない。よくこれで商業レベルの出版が出来るな、と思うほど、内容がつかみにくい。
当時を生きた人ならともかく、今は歴史に埋もれてしまった女子プロ野球。
興味のある向きにはお勧めできるが、特に関心のない人が読むにはきつい本。
0 件のコメント:
コメントを投稿