10点満点で、7点。
林先生の本は他にも何冊か読んでいるけど、レビューは書いてない気がする。
だいたい書いてある内容は似たり寄ったりなので、何冊も読む必要はないかも。調べ物をしていて、出典を探しているので本書も手に取ったけど、目的は達成できなかった。
本書は子供の成長に焦点を当てて、脳をあるべき姿で成長させるために必要なことを語った本。他の本は大人の脳の使い方についてが主眼だが、本書は育児書のジャンルに入れていいかもしれない。脳が持つ機能と、その機能が何歳ごろ成長するのか、成長させるには何をすべきなのか、語られている。といっても、いわゆる教育書や能力開発ではないので、「頭が良くなる」とか、特定のジャンルについて才能を強化するような方向ではない。あくまで、脳が正しく成長していけば、我々はもっと能力を発揮できるのだ、という観点で書かれている。
「ほめて伸ばす」の正しい姿勢など、なかなか実現できず耳が痛いことも多い。
できれば、発達障害の子を持つ親の姿勢についても語ってくれないかなあ。
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