10点満点で、6点。
活性化(普通に読んだ)・・・2時間程度
「石破茂・前原誠司ほかが集中講義!」と書いてあるが、編者との対談を収録した形になっている。
しかし、残念なことに編者の発言の方が多く、消化不良感が否めない。まず編者の主張があって、それに対する講師陣の意見があって、、、という形。当時防衛庁長官だった石破氏、同じく当時民主党のネクスト防衛庁長官だった前原氏など、重要なことをわかりやすく語っているのに、編者が引っかき回している感がある。俺の知識が追いついてなくて、そう受け止めてしまっただけなのだろうとは思うが。
おそらく一般的には右派と呼ばれる人たちが多いのだろうが、読む限りは至極まっとうなことを語っているだけに思える。一番過激に思えるのが、当時民主党の西村真悟氏だというのは皮肉と言うべきか。それに比べると、とかく左派からは目の敵にされている石破氏が、左派に思えてしまうほど。
話題があちこちに飛び、まとまりに欠けてはいるが、知識の隙間を埋めるために読んで損はない。
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