採点するような本ではないと思う。
パズルの要素が強いので、読書時間にも意味がない。1時間ほどで読んだが。
ネットで収集できる情報を素に、Googleの入社試験ではどういった問題が出されているのかかき集め、現役IT技術者、数学科出身塾講師、物理系大学院生、肉体系スポーツインストラクターが挑んでいる。時折、解説などの意味を込めて、Google系プログラマが回答を寄せたりしている。
かなり高難度のパズルから、心理テストみたいなものまで雑多にある。
パズルには全く歯が立たず、一言で言うなら読後感は「俺は絶対に入社できないな」
ちゃんと解くならかなり腰を据えて挑まないと無理だし、パズルや数学の素養も必要。むしろ開き直って、雑学のつもりで読んでしまった方が楽しめるかもしれない。問題を読んでも意味が理解できないものもいくらかあったが、Amazonの書評を見ると、訳にもかなり問題があるようだ・・・
しかし、本書でも紹介してある「Googleが発見した10の事実」について。
「6. 悪事を働かなくても金儲けはできる。」とあるが、ストリートビューや出版物のオンライン図書館構想など、明らかに他者の権利や利益を侵害した行動が最近は目に付くのだが・・・理念が変わったのかな。
0 件のコメント:
コメントを投稿