10点満点で、6点。
活性化(高速リーディング)・・・30分程度
読み物としては面白かったが、ビジネススキルを身につけるという意味ではどうか?
様々な交渉の体験談が活き活きと書いてあり、読む分には興味深く読めたが、「つまりただの自慢じゃないの?」と思うところは結構あった。「世界を股にかけてビジネスしてる俺ってスゲー!」という自己主張を強く感じてしまったのは、読者のレベルが本書を読むレベルに達していなかったか。
一つ前に紹介した、「NYPD No.1ネゴシエーター最強の交渉術」に比べれば、2段くらい落ちると感じた。
読んだ順番が違えば、違う印象を受けたかもしれない。しかしそれにしても、本書で取り上げられている交渉例は、一般化するには無理があるものが多いと思う。
冒頭に取り上げられている、著者のメンターたる人物の交渉術については、素直に脱帽もの。ここだけは、十分にビジネス書としての価値がある。
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