10点満点で、7点。
活性化(普通に読んだ)・・・1時間程度
裏でも何でもない話ばかり。「選挙舞台裏物語」といった方が正しい。裏物語に期待するなら、2~3点しか付けられない。
「裏」の話なら、前回紹介した「選挙 選挙 選挙」の方がよっぽど詳しい。
カネで雇われて候補者の当選に力を尽くす、選挙コーディネーターの仕事について語った本。はじめに政治信条ありきではないので、こういった商売は好きではないが、必要悪なのだろう。当選するためにすべきこと、考えるべきことなどはわかりやすくまとまっており、選挙で勝利を収めるためには何が必要なのか、その一端が見える気がする。
著者が主張するスタイルは、強きを伸ばし弱きを補うもの。そのために、候補者に必要な教育をしていることなどは、非常によいことだと素直に思う。候補者に見識が付けば、当然選挙に有利になるだろうし、少なくとも不利になるとは思えない。その上、当選した暁には、使えない政治家になるリスクを下げることができる。しかし、それもこれも、政治に対するはっきりした思想信条あってのこととは思うが・・・
裏話という読み方をするよりも、いずれ政治の世界に打って出たいと思っている人が、選挙の際は何をすべきか予習をしておく。そういう読み方が良さそうだ。
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