2009年9月13日日曜日

183 / 227 暗黒のシステムインテグレーション

10点満点で、8点。

活性化(スキタリング)・・・1時間程度

370ページあまりもあるエッセーの割には、さらっと読めた。筆力もあろうし、空白行の多い構成もあるだろう。いずれにせよ、厚さほどには読書時間はかからない、気軽に読める本。

筆者自身が関わった話、あるいは聞いた話など、「情報システム屋」として知っている暗黒面について、赤裸々に語られている。当事者でさえなければ、面白い。当事者であれば笑えない話ばかりだろうが。いや、もはや笑うしかないのだろうか。

個人的に一番面白かったのは、米軍にまつわる話。
在日米軍と取引のある会社のエンジニアが、緊急修理として呼ばれたのは、なんと潜水艦。それも、おそらくは原潜だろう。そこに派遣され、「直るまでは返さない」「潜水艦の行動はトップシークレットだから、外部への連絡は一切許さない」と、出港時刻までに解決しなければ「失踪」してしまうという憂き目にあったエンジニア。

このほかにも、笑える話、笑えない話など盛りだくさん。
まじめに読む本ではないが、まじめに考えるべきこともありそうだ。



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