10点満点で、7点。
読書時間(普通に読んだ)・・・1時間半程度
今年最後の読書。翔ぶが如くの5巻も読み進めてはいるけど、今年中には読み切れないかな。
昭和50年の出版だから、もう34年も前になるのか。この本が出版されるまでは、中国拳法と言えば健康法としての太極拳程度しか知られておらず、少林寺拳法と少林拳が同じものと思われていた時代らしい。記述はいささか古さを感じるが、内容はいい。今でもさほど有名とは思えない、日本古来の剣術や柔術、それに中国拳法をいろいろ紹介している。その多くは著者自身がその目で見て、あるいは体験し、あるいは修行したもの。
中国拳法至上主義に思えないこともないが、理論と実際や試合と実戦の違いなど、経験者でないとわかりそうにないことなど豊富に書いてあり、こういうのが好きな人には堪らないだろう。俺みたいな人種だな。
何よりも本書を読む限りは、どの武術あるいは武道を志すにしても、中途半端が一番よくないというのがよくわかる。
合気道の稽古、ちゃんと続けなきゃなあ。
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