10点満点で、7点。
この本も、フォーカス・リーディングの事後課題として読んだ。
今まで、とにかく読書速度だけを追い求めて読んできたが、なんとなくフォーカス・リーディングで提唱している読み方がわかってきた気がする。フォーカスの設定と口を酸っぱくして言われているが(事後課題のフィードバックでもしきりと言われた)、ようやく「一回の読書中にフォーカスを変える」ことがわかってきた。言われてみれば当たり前のことなのだが、この感覚を受け入れられるかどうか。ぶっちゃけこれさえできれば、目の使い方などの速読手法が全然ダメでも、読書速度そのものは倍にはなると思う。
さて本書。序盤には記憶術と速読法(情報処理技術といったほうがいいかも)、これはまあ流儀があるので参考程度に流し読み。
仕事を先送りにしない考え方、無駄な時間を使わない技術については大いに参考になった。今日からすぐできる。早速やってみようと感じたのに、この記事を書きながらいざ仕事になるとやってない自分を思い出してちょっとへこんだ。
人を動かす方法については、上司に読んでほしいなあ・・・と感じた次第。
この手の本で、久しぶりにいい読後感があった。
「10倍は頑張れない。しかし10倍速く、はできる」というキャッチコピーに偽りなし。
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