2016年5月2日月曜日

フォーカス・リーディング集中講座に行って来た

偶然確保できた三連休、遂にフォーカス・リーディングの集中講座に行って来た。
前回書いたとおり、直前になって確保できた休みなので、実質講座の2週間前になってキャンセル待ちの申し込み。「通常1ヶ月前には満席になる」とか聞いておきながら、申し込んだ当日に「キャンセルが発生したので大丈夫」との連絡をもらったのだが、これ実はスカスカなんじゃないかと疑念が湧く。

数日後、事前課題が到着。それなりに時間がかかることを毎日やるようにとの指示。本来1ヶ月前から事前課題に取り組むようなので、「時間がない人向け」の簡易なものでごまかす。しかし書いてあること、やるべきことは感覚があまりつかめず、これホントに大丈夫かと思いながら当日を迎えた。

行ってみると会場は確かに満席。それも、静岡だの岡山だの、遠方からわざわざ来ている人も多い。ふむ、そんなに張り切ってくるものなのか。

トレーニングの内容は、基本的には本に書いてあるとおり。だから多分、本の内容を素直に受け止めて実行できる人は、レッスンに来なくても習得できると思う。たしかサイトにも、「時間を投資してもらうかお金を投資してもらうか選んでもらえるよう、ノウハウは全部公開している」とか書いてあったような。
レッスンのいいところは疑問を直接聞けるところ、自分の目や体を直接見てアドバイスを貰えることなどかな。

ただ、本にもサイトにも書いてあるとおり、トレーニングはガチの体育会系。疲れる。
事前課題をやっていて、ある程度やるべきことが掴めていたから乗り切ったけど、人によっては宿題を午前2時過ぎまで書けてやったという人も。俺には無理だ。

気になる結果。
2分間、今まで読んだことがない本の初見部分を別々に読むという方法で測定したもの。
読んだ本は江畑謙介さんの「軍事力とは何か」
(今は中古でしか手に入らない本だと思う)

受講前;およそ750文字/min
受講後;およそ2,750文字/min

受講前の数字は、意図的に熟読したもの。気軽に読める本じゃないからね。フォーカス・リーディングで言うところの、理解度85%以上の領域。
受講後の数字は逆に、意図的に早く読んでいる。理解度は80%程度か。熟読より安心感はない。でも、これ以上時間をかけても、理解度が劇的な向上を見せることはないと思う。

ただ、読書の取り組み方、読書というものの捉え方そのものが今までとは違うので、一概に比較はできないと思う。
今までどおりの読後感を求めたら、多分速度はほとんど変わっていない。

レッスン中はずっと「もっと早く読めるはず」と言われ、終わったあとも「思ったほど早くなりませんでしたね」と言われたけど、それでも4倍近く早く読める。
先生が言っていたペースだと、多分5,000文字/minを超えるペースで読めるはずなのだろう。
その辺の速読講座だと謳い文句は10,000文字/min以上だから、3,000文字にも届いてないのは速読と言えないのだろうが、少なくとも飛ばし読みではないので今のところは十分。

まあこれはレッスン中の数字、会場を離れたらもっとペースは落ちるのだろう。
これから1ヶ月の事後サポート期間、どれだけブラッシュアップできるかが勝負なのかな。

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