10点満点で、9点。
準備、予習、フォトリーディング、調査・・・10分程度
活性化(高速リーディング)・・・1時間程度
再び太平洋戦争物に戻ってきた。今度は、捕虜になった日本兵と、通訳の友情物語。
満身創痍の中、自爆のため突撃してきたところ頸を撃たれて倒れた著者。戦死扱いにされるが蘇生し、収容所を脱走して破壊工作をするなど、もはや人間に出来ることとは思えない精神力を発揮して、「戦死」することを目的にしているとしか思えない行動をとり続ける。
その著者を支え続けたのが、生涯の親友となった通訳のクレンショー伍長。敬虔なクリスチャンの彼は、死に急ぐ著者を戒め、戦争が終わった後の復興をするためにも生きろ、と著者を説得し続ける。
著者は「グレンショー」と 'C' と 'G' の一文字を覚え違えたせいで、戦後20年あまりクレンショー氏と連絡を取れずに苦労するが、しかしその苦労がなければここまで感動的な話になったのだろうか。
フォトリーディングをしてから高速リーディングをすると、普通に読むよりも小説などは世界に入り込めると言われた。そのせいかどうかはわからないが、読んでいて涙が止まらなかった。
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