2009年2月26日木曜日

044 / 088 戦争ボランティア

10点満点で、7点。

準備、予習、フォトリーディング、調査・・・10分程度
活性化(普通に読んだ)・・・1時間半程度

現役傭兵である著者の、おそらく処女作。今まで読んだことがなかった。

本書はサブタイトルに「ボスニアの日本人兵」とあるとおり、ボスニアでの戦いについて書かれている。続編の「戦争志願」と同様、2段組で章ごとにテーマを決めて短い項目が書かれており、時系列はあまり重視していない書き方。だがそれだけに、おそらくその時筆が向いた方を躊躇なく書いたのだろう、話は活き活きと描かれている。

実際の戦争に携わった話だし、著者が敵を殺害した場面にも触れている。それも、同僚と「あいつは俺が殺った」「いや俺の弾だ」と戦果を奪い合った話、そしてその時殺害した兵士の写真も載っている。本文中に著者が何とも触れているとおり、金のためでも名誉のためでも正義のためでもなく、ただ戦争がしたいから安い給料で命を賭ける。そういう男たちの話だから、イデオロギーでダメな人もいるだろう。

しかし、戦場の生々しさは伝わってくる。個人的にはいい本だと思う。



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