10点満点で、6点。
普通に読んで、1時間半程度。
分類に困る本だが、少なくともタイトルの通り、ダイレクトな内容ではなかった。むしろ、「噺家はいかにして噺を作り込んでいくのか」というタイトルの方がよい。
師匠から噺を教わり、それを自家薬籠の物にするために何を考え、どうやって稽古するのか、そういったことが書かれている。冒頭はタイトル通り、「なぜ噺を忘れないのか」という章立てになってはいるが、直接的なことはほとんど書いていない。
噺家の稽古がどういうものか、興味ある向きにはいいだろう。少なくとも記憶術とかそういったことは期待して読まないように。
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