10点満点で、6点。
活性化(普通に読んだ)・・・2時間程度
比喩ではなく、言葉通りの意味での「天才」の頭の中はどうなっているのか、何となく伝わってくる本。
著者はサヴァン症候群かつアスペルガー症候群で、対人コミュニケーション能力などに障害を抱えるものの、記憶力や数字の認識力などで、言葉通りの天才。数字を見た瞬間に色や形が思い浮かび、単語には独特のイメージがあり・・・正直なところ、読んでもいったいどんな世界なのか、あまりに違いすぎてピンとこない。
文章は若干くどい。恐らく著者の性格と障害から来るもので、その感じが伝わってくる本書の訳は名訳と言っていいのではないだろうか。
読む人により、受け止め方が大きく違う本だろう。何かを得るために読む本ではないと思うが、ではどういう目的で読むべき本なのだろう。今ひとつピンとこない。
0 件のコメント:
コメントを投稿