10点満点で、8点。
活性化(普通に読んだ)・・・1時間半程度
最近全文読みしかしていない気がする。それだけ「熟読したい」と思う本が多いわけではあるが、せっかく学んだフォトリーディングのスキルを忘れてしまいそうだ。
さて、本書。時間を「投資の対象」と捉え、有効活用というよりも使い倒すための、「哲学書」ではないかという気がする。著者の他の本と同じく、内容は具体的でわかりやすく書いてあるのだが、個別のテクニックよりも思想の方が遙かに価値があると感じた。
時間を作るための考え方として、「やらないことを決める」という点については、言われてみれば当たり前だが目から鱗。アレもしたい、コレもしたいと考える一方で、「時間がない」といつも感じていたが、その時間を作るために「何かをやめる」ことが必要。いやむしろ、「何かをやめるだけで」時間が作れるのだ、という考え方に気づけたのは、本書を読んで一番の収穫だった。今更こんなことに気づいてる自分にちょっと恥ずかしいが、気づかないよりはよほどいい。
巻末に、例として著者の一週間が記載してあるが、まさに分刻みのスケジュール。そりゃここまでできる人ならこれだけの成果は出すよな、と納得してしまった。
いきなり高みを目指さないで、まずは30分単位で時間を使えるようになろう。
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