2009年6月10日水曜日

130 / 174 考えることの科学

10点満点で、7点。

活性化(スキタリング)・・・1時間程度

サブタイトルに「推論の認知心理学への招待」と書いてあるが、この本は数学書じゃなかろうか。
論理学に主題が置かれていて、さまざまな例題とその回答、そして根拠となる理論とその数式が書かれている。

「なぜ論理的に正しいことを受け入れられないのか」と言ったテーマで書かれている箇所もあるが、個人的には心理学の本ではないように受け取った。もちろん、俺自身が心理学を知っているわけではないので、(少なくとも心理学よりは)知識のある数学的な部分にばかり目がいってしまっただけかもしれないが。

そういう捉え方をしてしまったので、なるほどと感心しながら読むよりも、むしろ問題の数学的なアプローチ、面白さに目がいってしまった。「三囚人問題」は面白かったがよくわからず、別の本を読んでみようと興味をかき立てられた。



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