10点満点で、5点。
本の出来が悪いというわけではなく、読者を選ぶ本だったというだけだろう。その上で、俺は想定される読者層には該当しなかったのだろう。
県境がはっきりしていないところがいくつもある(むしろ明確になっている件の方が少数)とか、越県の飛び地が生まれた理由とか、個々に読めば面白い項目は多数。しかし、内容が俺にとっては細かすぎて、日本地図が頭に入っていないから、せっかくの解説も具体的にイメージできず、字面を追うことしかできなかった。
もっとスケールの大きなところで、せめて旧国名の単位くらいで話が展開されていればイメージしやすいのだが、何県何市何町、というスケールの話が多いので、まるでイメージできぬ。結局読み流しただけ。残念。
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