2009年1月13日火曜日

006 / 050 スクール・ウォーズを作った男

読書時間:
フォトリーディング5分、高速リーディング50分程度。

10点満点で、6点。

正直なところ分類に困る本だが、ドラマ撮影の裏話、といったところだろう。
スクール・ウォーズのメイキング秘話などを期待したのだが、実はそれらに割いたページ数はあまりない。それよりむしろ、プロデューサーの考え方やそれまでの仕事、それからの仕事、大映テレビのドラマ作りなどに多くのページを割いている。スクール・ウォーズはDVDを何回観たかわからないが、その他のドラマはどれも観ていないので、あまり興味を持って読めなかった。

あの時代、大映のドラマが好きでずっと観ていた人にはたまらない内容なのかな、という気がする。

さて、フォトリーディング。講座の帰り道、電車の中で一緒に飲んだ人たちに「これからフォトリーディングします」と半ば冗談のように宣言して、三鷹から新宿までの駅間で実施。酒入ってるし、そんなに真剣に考えてないしで、目的も決めなければ予習もしていない。それどころか、始めと終わりのアファメーションすらしなかった。やったのは、みかん集中法とフォトリーディングだけ。

フォトリーディングそのものは5分もかからないので、そのまま雑談に戻り、新宿で乗り換え。新宿から大宮、そして自宅までの電車中で高速リーディング。フォトリーディング終了から高速リーディング開始まで、15~20分くらいか。

そして電車の中では、座れなかったので指でなぞることも出来ず、目の動きだけで高速リーディングを行った。
結構な酒が入っているので、当然のように視線はぶれるし、同じ行を2回読んだりもする。それでも40分程度の車中でだいたい読み、残りを今朝読んだ。

ちなみに、この程度の本だったら、普通に読んでいたらだいたい1時間半くらいだろう。今回読んだスピードは、普段「急いで読めばこれくらいの速度は出せるけど、内容はほとんど思い出せない」スピード。

自分でも不思議なのは、そのスピードで読んだのに、内容が何となく思い出せること。普通に読んだときと同程度には覚えているんじゃないだろうか。酒が入っている状態で読んでこれなので、素面だったらもっといけるのかもしれない。正直よくわからないが。

それともう一つ不思議なこと。普段本を読むときは、多くの人がそうだろうが、頭の中で音読をしている。今回それはしなかったが、音読できない速度で無理矢理読んだので、それ自体は不思議ではない。不思議なのは、一番最初にドラマのあらすじを追う章があるのだが、そこを読んでいるときに頭の中では主題歌のHEROが鳴り響いていた。

前段にも書いたが、スクール・ウォーズのDVDは何度観たかわからないので、あらすじを追うときに頭の中でHEROが聞こえてくるのは、特に不思議ではない。不思議なのは、頭の中のHEROを聴きながら、それでいて音読できない速度で読み進めて、そのことに違和感を感じなかったこと。

これはフォトリーディングの効果なんだろうか。俺にはわからない。



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