10点満点で、8点。
読書時間:
準備、予習、フォトリーディング、調査・・・合計10分程度
活性化(スキタリング)・・・40分
高速リーディング+普通の読書・・・100分程度
目的:
マジックの歴史と重要人物を把握する。
質問:
1.石川素禅とは何をした人物か?
2.フーディーニの脱出マジックで使われた基本的なトリックは?
3.ダイ・バーノンがフーディーニを引っかけたマジックとは何?
4.タイタニックとマジックに何の関係がある?
5.最初のステージマジックは何?
フォトリーディングの講習会で読んだ本。興味があるから読みたいという程度の本だったので、目的や質問作りはかなり無理矢理感がある。質問なんてひどいね。トリガーワードを引っ張り出して、その中から気になったものを適当に書いただけ。
40分の活性化時間で、最初はスーパーリーディング+ディッピングに挑戦してみたが、これはどうも俺には向かない模様。途中からスキタリングに切り替えて、40分で9割程度読んだ。
いくつか気になるエピソードをつまみ読みして、時間終了。この段階で、質問についての答えは、
1.マジックについての本を書いた人物らしい。あまり重要ではなさそう。
2.解説なし。今でも現役で演じているプロがいるからだろうか。
3.わからなかった。
4.タイタニック・トンプソンという異名を取ったギャンブラーがいた。
5.多分、ロベール・ウーダンが演じたマジックと思われるが、よくわからない。
講習会終了後、高速リーディングで全文読んでみることにしたが、「趣味の読書なので、頑張って読む必要はない」と思い返し、酒を飲みながらののんびり読書に変更。それでも、今までのスピードよりはかなり速かったんじゃないか。スキタリングの段階で読んだところは飛ばせたし。
この本を普通に読んだら、多分150~180分くらいかかるんじゃないだろうか。なので、今回の読み方はほぼ同じ時間をかけたと言える。しかし、最後に熟読してから改めて考えると、興味深い箇所はスキタリングの段階でほとんど読んでしまっており、2割程度の満足感を得るために全文読んだのかもしれない。
読後感を気にしなければ、フォトリーディング+活性化で十分必要な情報は得られるかもしれない。そういう感じがした。読後感を気にするかどうかが、この読み方を身につけるための関門なんじゃないかな。
ちなみに、熟読した後3項については解決。アンビシャス・カードで引っかけた模様。
マジックの重要人物や、歴史に残るスタンダードを開発した人物のエピソードなどが盛りだくさんで、読み物としてもとても面白い。しかし、たとえば「ホフジンサーのブックテストではこういう問題があったが、アネマンはこういう方法で解決した」など、そのトリックを具体的に説明する箇所も多く(だから熟読するには時間がかかる)、「マジックをみて楽しむ」のが好きな人にはお勧めできない。
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