2009年1月31日土曜日

022 / 066 だれかを好きになった日に読む本

10点満点で、5点。

準備、予習、フォトリーディング・・・10分程度
活性化(高速リーディング)・・・30分程度

児童書だが、タイトルと読者対象を間違っている。わかっていてやったのかもしれないが、少なくとも児童が、好きな人が出来た日に読む本ではないだろう。

そもそもこの本を手に取ったのは、「トラウマになった本」というので紹介されていたから。子供の頃読んで強烈だった、という書き込みが多く、どれだけの物だろうと(悪い意味で)期待しながら読んだ。

作品のレベルは決して低くない。ちょっとどうかと思う箇所もあるが、どちらかというと質の高い方に入るだろう。しかし、特にトラウマとなった人が多いらしい、「電話が鳴っている」と「The End of the World」は、児童文学というよりはむしろ星新一のショートショートに近い。内容も、読後感も。

タイトルの悪さで大幅減点だが、内容は悪くない。ただし児童向きとはちょっと思えない。



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