10点満点で、1点。
活性化(スキタリング)・・・45分
時間を無駄にした。
つまらないと思ってる本を読むのは苦痛だし、時間がかかる。
はじめに売れそうなタイトルを考えついて、思っていることをぶちまけて書いて、あとでタイトルに合うよう最初の方だけ書き足した、という感じ。著者は「空気を読む」ことが大嫌いで、この風潮を何とかしたいと思っていることだけはよくわかった。
何せ、のっけから「この本には結論がない」という書評を批判している。解決策は本に求めるのではなく、自分で考えるべきものだ、と。そりゃそうだろう。でもそれは、「結論がない」こととは別問題だ。「その結論が、自分にとってはどうであるか」を考えることが必要なのであって、結論のない本で「つまりこの本はいったい何が言いたいのだ」と考えるのは、時間の無駄でしかないし、そもそも結論がないなら本なんて書かなければいい。俺はそう思っている。もちろんそれは、「結論があることを求められる」本だけれど。まさか、小説とかにまで結論を求めてるとか思ってるんじゃないだろうな。
もちろん著者は自分の主張に忠実で、この本にも結論がない。ただただ、今の世の中はダメだ、空気を読めという連中がダメにしてしまった、という意識が感じ取れるだけ。裏付けもなく、感情で書き殴っている記述も多い。
義母から「読んだからあげる」と言われてもらった本だから読んだが、それさえなければ5分で捨てている。
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