10点満点で、4点。
活性化(スキタリング)・・・1時間半
「知れば知るほど」というタイトルだが、予備知識のある人向け。
有名どころの活躍はおさえた人が読まないと、人物紹介なども何が何だかわからない。噺家の世界は普通に5代目とか6代目とかを襲名しているので、「小さんが・・」と書かれていても、誰のことだかピンとこないようなところが多数。
落語の歴史、名作紹介、噺家列伝の三部構成。歴史からして噺家を知らなければついていけないし、最後の列伝は故人ばかり、なのでこれも詳しくないとわからない。
名作紹介は1作2ページ程度と、これもエッセンスだけの紹介なので、よく知らない人が読んだら逆に面白さが伝わらない気がする。
読者を選ぶ本なのだろう。
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