2009年3月14日土曜日

057 / 101 落語 知れば知るほど

10点満点で、4点。

活性化(スキタリング)・・・1時間半

「知れば知るほど」というタイトルだが、予備知識のある人向け。
有名どころの活躍はおさえた人が読まないと、人物紹介なども何が何だかわからない。噺家の世界は普通に5代目とか6代目とかを襲名しているので、「小さんが・・」と書かれていても、誰のことだかピンとこないようなところが多数。

落語の歴史、名作紹介、噺家列伝の三部構成。歴史からして噺家を知らなければついていけないし、最後の列伝は故人ばかり、なのでこれも詳しくないとわからない。
名作紹介は1作2ページ程度と、これもエッセンスだけの紹介なので、よく知らない人が読んだら逆に面白さが伝わらない気がする。

読者を選ぶ本なのだろう。



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